生産者紹介 ― 03

広島たまご株式会社

【生産品目】耕畜連携 広島こめたまご

飼料用米を配合した資料で育った鶏から生まれる安全・安心な卵を生産しています。

Profile

広島たまご株式会社は、「“安全で美味しい”を食卓へ」を理念として鶏卵の生産に取り組まれています。
農場では、外部からの動物の侵入リスクを抑え、徹底した衛生管理のもとで鶏を飼育されています。
今回は、農場の運営を担当されている、飛屋(とびや)さんにお話を伺いました。

広島たまご株式会社 飛屋さん

広島たまご株式会社

飛屋さん

広島たまご株式会社では、2015年から配合飼料への飼料用米の添加を開始しました(旧農事組合法人世羅ファーム)。当時は飼料用作物の使用が浸透していない時代。全国に先駆けて、飼料用米の活用を始められました。

飛屋さんに、耕畜連携にかける想いをお聞きしました。
「飼料用米を活用して卵を生産することで、水田の面積を維持し、環境保全につなげたいと考えています。また、鶏の畜産たい肥を耕種農家さんに活用いただき、限られた資源を循環させることで、地域の農業を守っていきたいです。」

飼料用米を活用して卵を生産

飼料用のお米は、広島県各地からJAを通じて供給されています。

全国的に、卵は多くが国内で生産されているものの、飼料原料の多くが輸入されたものであるため、飼料の自給率は1割程度とされています。

広島たまご株式会社では、広島県産のお米を飼料に添付しているため、養鶏事業の自給率の向上にもつながっています。

飼料用のお米は、広島県各地からJAを通じて供給

「お米は一般的に使用されている原料(トウモロコシ)と成分が異なるため、適当な配分量を探し当てるのに苦労しました。」と飛屋さん。

いくつもの苦労を重ねて、「広島こめたまご」は生まれているんですね。

「『広島こめたまご』は、良い雛、良い米、良い環境でつくられた、自慢の卵です。」と飛屋さんは胸を張ります。

『広島こめたまご』は、良い雛、良い米、良い環境でつくられた、自慢の卵です。

広島たまご㈱ 飛屋さんから
消費者の方へのメッセージ

「地域の資源を活用してつくった、安全・安心な卵です。ぜひお召し上がりください。

安全・安心な卵

「耕畜連携 広島こめたまご」

鶏の飼料に広島県産の飼料用米を加えた卵です。飼料用米の利用を促進することで、地域の環境保全に取り組む商品です。
6個入りと10個入りのパックの取り扱いがあります。

「耕畜連携 広島こめたまご」
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