なんでもTOPICS 広島県本部

排水性改善に期待 パラソイラー 農機レンタル開始

2018.5.1 Tuesday

▲4月からレンタルを開始したパラソイラーの作業を確認するJA職員など

 

JA全農ひろしまは、県内の園芸振興を目的とした農業機械のレンタル事業を行っています。2018年度より、圃場の排水性を改善したいとの生産者の要望に応えて、トラクタと土づくり専用の作業機をセットにしたレンタル農機をラインナップに加えました。

 

今回導入した作業機のパラソイラーは、4本のくの字型のナイフで作土層を反転させずに耕盤を破砕し、また土壌全体を膨軟化することで排水性を高める効果が期待できます。2017年に東広島市の法人の白ネギ圃場において試験的にパラソイラーで作業を行った結果、土壌の三相構造が改善し、収量・太物率向上などの効果が得られたことから、県内の生産者に広く普及するためレンタル機での導入を決めました。

 

初めてパラソイラーをレンタルした久和田一夫さん(47)は三原市高坂町でブドウ農園を営んでいますが、地主の要望を受けて2年前から休耕田16アールで白ネギ栽培を開始。土づくりの際に重機を入れたことで下層の土が固くなり、昨年度は湿害が発生しました。今年度は作付面積を40アールに拡大することから、JAのすすめでパラソイラーをレンタルしました。レンタル当日の4月18日には、約2時間で40アールの圃場での作業を終えました。

 

JA三原 三原西営農配送センターの永森昌宏係長は「昨年度の試験結果と、レンタル機であるため大型トラクタも費用を抑えて使用できることから、圃場への導入を提案しました。今後の生育状況を期待したいです」と力をこめました。

全農ひろしま園芸課の竹林茂幸担当は「広島県は水田転換畑が多く排水対策が大きな課題となっているため、パラソイラーのレンタル普及により生産振興につなげたいです」と意気込みます。農機レンタルはJAを通じて随時予約を受け付けています。

▲このページのTOPへ